https://organic-nico.com//img/logo_ico.gif https://compnet.violeap.com/upload/nico/top_image.jpg https://organic-nico.com/ 株式会社オーガニックnico オーガニックnicoでは、京都で有機農法・自然農法による野菜作りと生産技術開発を行っています 2023-02-09T16:28:05+09:00 株式会社オーガニックnico https://organic-nico.com/column-9.htm 有機農業をスタートさせてから気付いた!“二つの○○”に対する重要性~後編~ 2023-08-21T16:28:05+09:00 2023-02-09T16:28:05+09:00 中村新 info@organic-nico.com こんにちは!オーガニックnicoです。コラム第3回で「有機農業をスタートさせてから気付いた!“二つの○○”に対する重要性」というテーマで、希望を持って農業をスタートさせ、事前のシミュレーションではある程度収益も出せる予定でしたが、獣害と生育不良・病害虫のダブルパンチで、とてもそんな状態ではなくなってしまった・・というところまでお話しさせて頂きました。後編では、そこからどのような学びを得たのか?お話しさせて頂きます!これから新規就農を検討されている方、是非参考になさってください♪自然農法での農業を理想として就農スタートする事自体は良いですし、実際に自然農法での農業をされている方は本当に素晴らしいと思います・・!家庭菜園や自家用野菜であれば、自然農法はとても適していると思います。 https://organic-nico.com/column-8.htm 有機農業をスタートさせてから気付いた!“二つの○○”に対する重要性~前編~ 2023-08-21T16:26:51+09:00 2023-02-03T16:26:51+09:00 中村新 info@organic-nico.com こんにちは!オーガニックnicoです。コラム第3回は「有機農業をスタートさせてから気付いた!“二つの○○”に対する重要性」というテーマで、元・技術系エンジニアの弊社代表 中村の新規就農時の「苦い経験」をもとにお話し致します。これから新規就農を検討している方、是非参考になさってください♪重要な“二つの○○”とは? コラムテーマの「重要な二つの〇〇」・・・気になりますよね。(笑)先に答えを言っちゃいます!一つ目は「土地選び」の重要性について。二つ目は「理想にとらわれすぎない事」の重要性について。今当時を振り返ってみると、この二点について考える事が本当に大切だったな・・・と思います。では早速、お話ししていきます!オムロン退職~大学校での学び直し期間 オムロン退職後、まずはベンチャー企業の「体験修行」として、東京のレーザー関係の会社に2年半勤務。その後、2006年3月から約1年間、静岡県伊豆の国市の「MOA自然農法大学校」で自分の子供くらいのメンバーと一緒に入寮し、いよいよ有機農業に関する研修をスタートさせました。「MOA自然農法大学校」を選んだ理由は、・「自然農法※」という、個人的に目指していきたい農業のスタイルが学べる事。・講師陣が大学の先生・有機・自然農法で有名な方々であった事。・理論体系づけて有機・自然農法が学べそうであった事。・ハウスや農業機械などが充実していた事。・寮費/授業料が安かった事。このような理由から、この大学校で学ぶ事を決めました。MOA自然農法大学校での学びは非常に大きなものが得られ大満足でしたが、農業経営についての学びがあればもっとよかったな・・・と今となっては思います。※自然農法・・・肥料や農薬等の農業資材に極力頼らず作物栽培をする農業スタイルの事を指しています。木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」が有名ですね!いざ就農へ!! 「MOA自然農法大学校」で約1年間の研修を終えたあと、いよいよ就農に踏み切ります。就農スタートにあたり、土地が必要・・という事で、農業関係者の方の色々なご縁を頼って農地を探した結果、京都府下でなかなか良い感じのところをご紹介いただき、そこで就農する事にしました。自分の理想とする自然農法での就農・・・農業を通じた地球環境問題の改善に貢献できる・・・!自分のやりたいと思っていた事を叶えられる!どの季節にどんな野菜を育てようか?どんなところに販売しようか。うまくいったらどうやって拡大させていこうか。ワクワクしながら農業をスタートさせた事を覚えています。想定外のできごと① 希望に満ち溢れ農業をスタートさせたのですが、ここで想定外の出来事に直面します。なんと、育てた野菜が全然収穫できなかったのです…!!収穫ができなかった理由としては色々あるのですが、大きくは二つ。一つ目は「獣害」です。記憶に残っているものとしては、鹿に電気柵を破られて黒豆がほぼ全滅…スイカやカボチャがサルにやられて最初の2個程度しか収穫できず…ヤマイモがまもなく収穫という時にヌートリアにやられてほぼ全滅…そう、「良い感じだな」と思って選んだこの土地は山のすぐ近く。非常に獣害が多い土地だったのです…!想定外のできごと② 想定外のできごとの二つ目。それは「生育不良と病害虫」です。「自然農法」での農業を理想として就農をスタートさせたので、たとえ有機であったとしてもできるだけ資材に頼らないほうがよいと思っていました。そのため、米ぬか、油粕、草堆肥のような肥料は使っていたものの、農薬は有機JAS認定のものも含め一切使用していませんでした。その結果何が起こったか。キャベツ、ハクサイが生育不良で半分くらい結球せず・・・キュウリやピーマンは成長制御ができず、一気に収穫⇒その後一気に取れなくなり、1か月程度しか収穫できず・・・ハウストマトがサビダニにやられて1か月半程度しか収穫できず・・・などなど。当時、年間40品目位を作付けしていましたが、収穫率は30~50%程度。100%近く収穫できる時もあれば、なんとほぼ0(!)という時もあり、今のように長期間継続的に収穫ができず、まったく売り上げが読めない状況でした。当然収益も安定せず・・・一体どうすればいいのか?毎日頭を悩ませていました。泣少し長くなりましたので、次回のコラムに続きます。次回更新をお待ちください♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★オーガニックnicoでは皆様のお悩み解決・農業コンサルティングを行っています!収穫量アップ、病害虫対策、経営関係等、農業従事者が抱えるお悩みに対して幅広くサポートしています。気軽なオンライン相談等もありますので、ご興味のある方は「事業内容⇒国内コンサルティング」からメニューを確認の上、お問合せ下さい♪★とっても貴重な「苗から有機」イチゴ苗販売予約受付中!苗栽培から化学肥料や化学合成農薬を使わない、“苗から有機”のいちごは国内栽培されるいちごの0.002%程度と言われています。そんな貴重なイチゴ苗をご家庭でも育てて頂けます♪3連ポットのイチゴ苗で、移植の手間がないため、このまま屋外やベランダ・お部屋の中で育てられます。       4月出荷⇒すぐに収穫が始められます!この機会に是非有機イチゴを育ててみてください!ポケットマルシェ「苗から有機」イチゴ苗販売ページーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー https://organic-nico.com/column-7.htm 技術エンジニアが有機農業に転職した理由!nicoの有機農業への想い 2023-08-21T16:27:48+09:00 2022-12-11T16:27:48+09:00 株式会社オーガニックnico info@organic-nico.com こんにちは!オーガニックnicoです。 コラム第二回は「なぜnicoは有機農業をしているのか?」という事について、元・技術系エンジニアの弊社代表 中村新の転身経験を基にお話したいと思います!オーガニックnicoの有機農業にかける想いを感じて頂ければ嬉しいです♪ nicoの歴史 まずは簡単にnicoの歴史を紹介します!オーガニックnicoは、弊社代表 中村新の個人事業が前身となっています。中村は元々農業関係者ではなく、技術開発エンジニアとしてメーカーに勤務していました。2005年、かねてより持っていた「環境問題に関わる仕事をしたい」という想いを実現させるため、有機農業への転身を決意します。それからMOA自然農法大学で、自然農法・有機農業の研修を一年間受講し、2007年、中村の個人事業として新規就農スタート。そして3年後の2010年、「国内の有機農産物のシェアを25%まで高めたい」という目標を打ち立てます。この理念に共感した仲間が集まり、株式会社オーガニックnicoを設立。そこから数々の失敗や経験を通じて生産技術を高め、今や野菜販売だけで年間約5,000万円の売り上げを達成!ざっとこんな歴史を持った会社です♪ 技術系エンジニアが有機農業を選んだ理由 技術系エンジニアがなぜ全く畑違いの有機農業に転身したのか?その理由は「環境問題に携わる仕事がしたかったから」! 環境問題に興味があるなら、自然エネルギーとか、リサイクル関係でもいいんじゃない?なんで有機農業??という声が聞こえてきそうですが・・。 実は、有機農業は環境問題に対するアプローチ力が非常に高い事業なんです。地球温暖化の防止や廃棄物の有効活用など、環境問題に対してポテンシャルがあり、幅広い角度から解決できる!そう感じた中村は、転身先として有機農業を検討します。(有機農業がどのように環境問題へアプローチできるかについては、次回以降のコラムでお話させて頂きますね!)更に、農学博士であった中村の父が研究のためにドイツに留学しており、「ドイツでは自然環境にも人にも優しい、有機農業というものが広がってきている」という話を以前から聞いていました。 野菜を作る人、食べる人、そして自然環境も、全てが健康な「人よし、自然よし」を実現できる有機農業。しかも環境問題の解決にもポテンシャルがある。このような理由から技術系エンジニアは有機農業へと転職を決意することになったのでした。 おわりに 野菜を作る人、食べる人、そして自然環境も、全てが健康でいられる有機農業。そんな社会がもっと広がっていって欲しい!「人も地球も健やかに」を経営理念に掲げ、「国内の有機農産物のシェアを25%まで高めたい」という目標を達成すべく、想いを込めて、今日も私たちは野菜を作っています♪ https://organic-nico.com/column-5.htm オーガニックnico 農業コラム始めます! 2023-08-14T18:05:08+09:00 2022-11-19T18:05:08+09:00 株式会社オーガニックnico info@organic-nico.com こんにちは!オーガニックnicoです。「人も地球も健康な社会づくり」をモットーに、株式会社オーガニックnicoを設立してからはや12年。弊社代表の個人事業時代から数えると、なんと15年も有機農業に携わってきたことになります!人にも地球にも優しい有機農業を仕事に出来てとてもやりがいを感じる一方、この15年間で、数えきれないほど失敗し、悩み、苦い経験をしてきました。(今思い出しても辛い・・笑)ですがたくさんの失敗を通じて、野菜の育て方のコツや、病害虫防除の方法、農業で生計を立てていく方法など、農業に関する知識や経験を積む事ができました。私達は有機農業の経営を軌道に乗せるのに10年以上の歳月を要しましたが、もっと短縮できるはず!そう思います。悩んでいた当時を振り返って、「あの時こうすれば良かった」「あの時こんなことが分かっていればもっと楽に出来たのに・・」こんな風に思うことがたくさんあります。そこで、私達の失敗談や抱えていた悩みをコラムにして、どうやって乗り越えたのか?その方法やコツなどをシェアしていきたいと思います!今まさに悩みや壁に直面している農家さんのために、少しでも力になれると嬉しいです。