研究開発情報(論文、講演、学会、特許)
論文
Masaru Nakayasu, Kyoko Ikeda, Shinichi Yamazaki, Yuichi Aoki, Kazufumi Yazaki, Haruhiko Washida, and Akifumi Sugiyama: Two Distinct Soil Disinfestations Differently Modify the Bacterial Communities in a Tomato Field. Agronomy 2021, 11(7), 1375; https://doi.org/10.3390/agronomy11071375
トマト圃場での異なる土壌消毒における細菌叢の評価
有機栽培圃場でトマト栽培終了後に還元消毒と太陽熱消毒の2つの異なる方法で消毒した土壌に対し、土壌中の環境要素や微生物叢の変化、病原菌(フザリウム菌)抑制が評価されました。予測された微生物群をヒートマップに表すと、還元消毒で豊富な微生物群と太陽熱消毒で豊富な微生物群が全く異なることが明らかになりました。
内容に関する日本語要約解説はこちら招待講演
中村新:「現場を変える、農業経営研修会」 農業経営研修会(自然派京都有機農業推進協議会・亀岡オーガニックアクション・亀岡市共催)京都府 2021年6月
鷲田治彦:「オーガニックnicoのデータ活用型有機農業の取り組み ―イチゴとミニトマトの有機栽培-」 令和2年度第2回「さが有機農業塾」佐賀県 2021年3月
鷲田治彦:「環境制御装置『Harmony』とデータ活用型有機農業」 IoP研究会オープンカンファレンス 分科会1、高知県 2020年3月(中止)
鷲田治彦:「センシングと環境制御による最新の有機農業への取り組み」 秋田県次世代農業機器研究会、秋田県 2018年3月
鷲田治彦:「有機農業と環境制御装置 ”Harmony”を用いたミニトマト栽培」 2017年度北海道地区ST会、北海道 2017年10月
鷲田治彦:「環境制御装置Harmonyを用いたミニトマトの有機栽培」 第62回全国野菜園芸技術研究会兵庫大会、兵庫県 2017年7月
中村新:「作物生理に基づいて高収量省力化を実現するハウス内環境制御装置」 ASTEM先端技術活用セミナー、京都府 2016年11月学会発表
池田恭子・米山仰・伴明信・上山博・鷲田治彦:環境センサ測定位置は環境制御によるトマト葉かび病抑制に影響する 令和3年度日本植物病理学会関西部会(オンライン開催) 2021年9月
中村新・高屋智久・米山仰・福田泰子・鷲田治彦:気象計測用センサを使用せずにミニトマト収穫時期を予測する 園芸学会令和3年度秋季大会 岐阜大学 2021年9月
福田泰子・上山博・鷲田治彦:有機JAS圃場におけるバッタ類の寄主選好性と微生物資材による防除効果 第103回 関西病虫害研究会(オンライン開催) 2021年6月
福田泰子・上山博・鷲田治彦:有機JAS圃場におけるバッタ類防除への取組み 超分野植物科学研究会第1回研究会(オンライン開催) 2021年6月
中村新・高屋智久・米山仰・福田泰子・鷲田治彦:トマト収穫量予測システムの開発 超分野植物科学研究会第1回研究会(オンライン開催) 2021年6月 (優秀ポスター賞)
池田恭子・上山博・中内未来・鷲田治彦:有機トマト施設栽培における誘引ひも交換のトマト葉かび病抑制効果について 令和2年度日本植物病理学会関西部会(オンライン開催) 2020年11月
池田恭子・中内未来・上山博・鷲田治彦:農作業の一環として行う簡易病虫害発生調査法の検討、関西病虫害研究会第102回大会、京都府 2020年5月
曾祥宇・池田恭子・上山博・程伟・曹旸・橋本敦史・牛久祥孝・馬家昕・佐々木昌・鷲田治彦:非破壊画像解析と機械学習によるミニトマト葉面積指数の推測、園芸学会令和2年度春季大会、東京農工大 2020年3月鷲田治彦・高屋智久・水原晋・中村新:可視・近赤外分光法によるミニトマト樹体硝酸イオンのReal-time非破壊計測 第34回近赤外フォーラム 北海道大学 2018年11月
特許
中村新・石田昌司:農業用ハウスの施工方法 特許第6187949号
中村新・石田昌司・秦佐吉:農業用ビニールハウス WO2015-025513
中村新:農業用ビニールハウス 特許第6445756号
中村新・水原晋・長琢哉・鷲田治彦:栽培中作物の生育状態測定装置に用いる生体保持構造体 特許第6562473号
中村新:農業用ハウス内環境制御装置 特許第6573849号
中村新・水原晋・長琢哉・鷲田治彦:栽培中作物の生育状態測定装置、株式会社オーガニックnico、特許第6677946号