資材・機材販売事業

資材・機材販売事業

生産部門で使用し
アグリサイエンス部門で評価・検証した
自信をもっておすすめできる資材・機材を販売

事業内容

有機栽培農家にとって微生物資材、堆肥、防除機器などの資機材はとても心強い味方であると同時に、適切に選び、適切に使用することが難しいものでもあります。
使い方を誤れば効果も得られず、経費だけがかかることになります。

適切な資機材を、適切に使用できれば有機栽培の再現性は高まり、労働工数の削減や環境負荷の低減を実現することができます。

当社では、アグリサイエンス部門で評価・検証をし、生産部門で実際に使用した農家の目線で使える資機材を、有機農業に関わる多くの方に紹介・販売しています。

事業内容

  • 資材販売資材販売
  • 機材販売機材販売

資材販売

堆肥

土づくりの3 要素である、物理性・生物性・化学性のなかで最も重要なのが物理性の改良で、その要になるのが堆肥の施用と言われています。
当社では堆肥が物理性のよい土を作る理由を科学的に分析し、圃場に合わせた効果的な使い方をするための研究を行っています。
当社圃場以外で使用される場合も想定し、軸となる評価数値の設定に尽力しています。

例えば、堆肥が作物の品質へ与える影響を検証するため、ニンジンの栽培時に、畝を分けてさまざまな堆肥を同じ窒素量になるように投入する試験を行いました。
ニンジンの一般的な糖度が7 ~ 8 度と言われているのに対し、こちらは堆肥の種類によってばらつきはあったものの、9 ~ 13 度にアップしました。12 度前後の高糖度を示す堆肥もありました。(下表参照)

また、ほかの検証で、同じトマト圃場内で米ぬかを用いた還元消毒と堆肥施用太陽熱養生を行った場合、収穫量は堆肥施用太陽熱養生区で10%増加する、という結果も出ています。

このように、適切な堆肥を選び、使用した土づくりは高品質で高収量な栽培に大きく貢献します。

堆肥の種類によるニンジンの糖度の違い
堆肥種類 ニンジン 1 ニンジン 2 ニンジン 3 平均
堆肥 A 10.7 9.8 9.2 9.9
堆肥 B 11.4 10.1 10.9 10.8
堆肥 C 11.2 10.2 9.2 10.2
堆肥 D 10.6 11.9 9.8 10.8
堆肥 E 12.3 9.6 11.0 11.0
堆肥 F 11.9 12.2 13.4 12.5
オーガニックnicoの土づくり
にこにこ堆肥プロ農家用

当社も生産圃場で使っている堆肥をプロ農家向けおよび家庭菜園向けに販売しています。良く育つ土壌の根本は土壌の物理性です。
太陽熱養生処理などで団粒構造を作り込み、土壌の物理性を高めるために最適な堆肥です。

  • にこにこ堆肥C型
    にこにこ堆肥C型有機JAS対応
    内容
    原料木質チップ、牛糞を原料として堆積
    用途太陽熱養生処理、表面堆肥マルチ、すき込む場合は2週間以上寝かしてから作付け
    窒素含有率約1.2%
    CN比約18
    販売形態
    袋売り(充填時容量:40ℓ)
    購入方法
    下記ページでご購入のお手続きをお願いします。
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バイオスティミュラント資材

作物を健康に育てることができると、収穫量や品質、病害虫に対する抵抗性が高まりますが、それを助ける資材がバイオスティミュラント資材です。
微生物や腐植酸を応用した資材がよく知られています。
バイオスティミュラント資材は植物が有する内部の力にうったえかける資材のため、使用環境によってはうまく効果を出せないこともあります。
資材の特性を知り、いかに環境に合わせた使い方ができるかが重要です。
当社では圃場試験の結果、イチゴ栽培において2 月後半の糖度が低下する時期に高糖度を維持するという結果を導き出した、内生酵母微生物資材ROOT QUEEN をプロ農家向けに販売しています。

バイオスティミュラント資材プロ農家用
  • 内生酵母菌微生物資材ROOT QUEEN
    内生酵母菌微生物資材ROOT QUEENプロ農家用
    内容

    ROOTQUEEN に含まれる内生酵母は、ネギ畑の中で突出して生育の良いネギの中に内生(共生)しているところを発見されました。
    その酵母が分離・培養され、さまざまな作物に内生可能であり、農業上有益な効果をもたらしていることがわかり商品化されました。

    高温ストレスにより生じるトマト障害果や稲の白未熟米数の減少に内生酵母が寄与していることが明らかになっています。
    またイチゴ栽培において内生酵母は、秋の定植期に1 度施用したものがイチゴの生長に伴い増殖しながら冬のイチゴにも内生していることがわかっています。

    販売形態
    袋売り(700g入り)
    購入方法
    下記お問い合わせページからお気軽にお問い合わせください。
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機材販売

光防除機器

病害虫を押さえるには農薬、というイメージが強いかもしれませんが、光で病害虫を抑えることができます。光防除機器は圃場内に設置することで、病害虫への防除効果を発揮します。
有機、減農薬、慣行、どの農法でも使用可能な農薬を使わない病害虫対策です。

害虫への効果

光に対する虫の習性を利用し、捕虫したり、交尾阻害したりする事で害虫対策ができます

病害への効果

特殊な波長の光を照射する事で、作物の免疫機能を活性化させ、病害の発生を抑制します

光防除機器の導入のメリット<
  1. 殺虫剤等の農薬の使用量を削減
  2. 農薬散布工数・労力の削減
  3. 殺虫剤・農薬の使用量が削減されることで、薬剤抵抗性病害虫の発生を抑制
  4. 機器設置後は月々の電気代のみで運用ができるのでランニングコストが安価
  5. 設置後は1 年~数年間は何もしなくてよいのでメンテナンスに手間がかからない

当社も生産現場で使用・検証し、効果を実感しているUVB 直管ランプ、AGRI RED を販売しています。

これらの光防除機器は、株式会社ホタルクスから試験を受託し、オーガニックnico にて試験評価を行いました。
アグリジャーナルにも掲載されています。

弊社での検証(受託研究案件)が
特集されたアグリジャーナルの記事はこちら
  • UVB直管タイプ
    UVB直管タイプ
    イチゴうどんこ病対策、電球形に比べて照射ムラが少なく、効果も均一になります。
    購入方法
    下記お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
  • AGRI RED
    AGRI RED
    アザミウマ忌避効果に加えイチゴ電照効果もあり、病害虫対策と収量安定に寄与します。
    購入方法
    下記お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
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